韓国映画「破墓」 ネタバレ感想 お墓は大切に…

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韓国映画でオカルト映画としては異例の大ヒット作となった「破墓/パミョ」。

韓国語の発音〝パミョ〟が可愛かったから、そのまま邦題に残してくれて良かった~!


監督&脚本を手掛けたのは『プリースト 悪魔を葬る者』『サバハ』『時間回廊の殺人※脚本のみ』のチャン・ジェヒョン監督

いずれの作品もホラー&オカルト系の作品で『プリースト 悪魔を葬る者』以外は視聴済みではあるけど、どれもそこまでハマらなかったんだよなー。

サバハ』に関しては宗教の知識がなさすぎついていけずって感じで。

劇場に観にいくの迷ったけど、チェ・ミンシク&監督のトークショーがあったので公開前に劇場で鑑賞してきました♪

トークショーの内容はネタバレもあるので最後に書いてます。

「破墓/パミョ」は10/18~劇場公開!

破墓/パミョ 劇場情報 (eigakan.org)

目次

「破墓」作品情報

タイトル「破墓」
原題파묘/破墓
ジャンルミステリー
スリラー
恐怖
オカルト
ダークファンタジー
韓国公開日2024年2月22日
日本公開日2024年10月18日
上映時間134分
監督・脚本チャン・ジェヒョン
出演チェ・ミンシク
キム・ゴウン
ユ・ヘジン
イ・ドヒョン
日本公式サイト10/18 公開・映画『破墓/パミョ』
公式サイト (pamyo-movie.jp)

出演は映画『新しき世界』「カジノ」のチェ・ミンシク、「ユミの細胞たち」「トッケビ」のキム・ゴウン、『マイ・スイート・ハニー』のユ・ヘジン、「良くも、悪くも、だって母親」のイ・ドヒョンなどが出演。

「破墓」あらすじ

巫堂ファリム(キム・ゴウン)と弟子ボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、桁違いの報酬で依頼を受ける。

すぐに、先祖の墓が原因だと気づき、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)も合流する。

やがて、4人はお祓いと改葬を同時に行なうが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていた・・・。
引用元:「破墓」公式サイト

「破墓」ハマリ度&評価

ハマリ度(個人の感想)

 2

みんなの評価

レビューサイト「フィルマークス」の評価
3.6/レビュー件数377件
※2024/10/15現在の情報です

「破墓」感想

期待しすぎたのか、全然ハマらず…

特に後半は……

やっぱりカタコトの日本語が出て来るとチープに感じちゃうんだよな。


あくまで個人的な感覚だけど、怖さもお化け屋敷ぐらいで子供のころに流行った『学校の怪談』を思い出したりして。

あの頃に観た花子さんの方がよっぽど怖かったなw

凄腕な人たちが集まってるはずなのに、墓を掘れば掘るほど大惨事になっていく様子はとても面白かった。

〝墓の反乱〟にあわないために、墓は大切にしようと思う。

「破墓」ネタバレ感想

ここからはネタバレの感想になりますので、鑑賞後に観るのをオススメします!

きっと映画館で観てなかったら倍速or離脱するぐらい退屈だった。

後半がちょっとな~…

一つ目の棺

自分が良く理解してなかっただけかもしれないけど、これって成仏とかせず最初から燃やしちゃえば死者でなかったんじゃないの??

依頼者のイケオジが無駄死にしたようにしか見えなかったんだよね。

子供は助かってよかったけど。

あと、棺を開けて悪霊を放ってしまったオジサンは呪われろ!!

二つ目の棺

問題はこの二つ目の棺。

一つ目の棺の問題が解決して終わりだと思ったら、ここからが本番だった。

同じ場所の更に奥?に人間が入ってるとは思えない超デカい棺。

何が入ってんのよ!と思ったら日本の超デカい武士の悪霊

これがラスボスになる訳だけど

はい??ナニコレ?w

クオリティも微妙で、拍子抜け。

韓国で1000万人も動員したのは最後に日本の武士を倒すからなのか…??

なんだか妙に納得。

反日だとは思わなかったけど、どう解釈されるか分からない作品で出演者&監督がよくプロモーションに来れたなぁと思ってしまった。

結果、作品よりも面白かったトークショーだったので大満足!w

パリピっぽいお祓い

今まで観たお祓いのシーンの中で一番テンションが高くて派手なお祓いシーンだった。

キム・ゴウンちゃんの美声と豚を切りまくるシーンは見応えあり。

「破墓」スペシャルトークショー

上映後のトークショーだったのでネタバレもありの内容◎

やっぱり舞台挨拶は上映後の方がテンションあがるよね。

(前から3列目で首が死ぬんじゃないかと思ったけど、全然大丈夫でほっとしたw)

印象に残ってるところだけいくつか紹介!

正直チェ・ミンシクさんだけしか興味なかった私ですが、監督の話も凄く面白かった。

監督は大学時代に日本妖怪研究会に入っていて、ニックネームが〝河童〟だったそうで。

その他に京極夏彦・陰陽師・ジブリなども好きで、映画学校では黒澤明監督作品の映画を教科書のようにして勉強していたとのこと。

『サバハ』でも日本の宗教がチラっと出てきてオタク臭がしてたから何か妙に納得。


問題の超デカい武士は日本のドキュメンタリーや本からインスピレーション受けて複合的に作り上げたそう。

1番びっくりしたのは、CGではなくて2m越えのバスケットボール選手に演じてもらい、声は小山力也さんだという事。

絶対CGだと思ってたのに…!

調べて観たら、キム・ビョンオさんという方で身長は221cm。

出典元:MBC

韓国での舞台挨拶では登壇することもあったようで、たくさん写真があがってた。

やっぱデカい。


個人的に予告から凄い気になってたのが、チェ・ミンシクさんが土を食べるシーン。

マジで食ってんのか?とずっと気になってたけど、あれは

美術さんがチョコチップクッキーときな粉を混ぜて作ったもので美味しかったとのこと。

そりゃそうか笑

この話を聞いてからもう一度観たら笑っちゃいそう。


更にチェ・ミンシクさんはホラーとか怖いものは苦手だというギャップ萌えな一面も教えてくれた。

あんだけ怖い作品出てるのに、いつも震えながら撮影してたんだろうか…?


なんだか映画より何倍も面白かったトークショーで大満足だった。

チェ・ミンシクさんの来日は『春が来れば』以来18年ぶりとのこと。

次はせめて2年ぶりとかにしてほしいな~。

「破墓」さいごに

監督の作品が合わないのか、ジャンルが合わないのか…

個人的には2024年1番のガッカリ映画になりそうだけど、大作なのは間違いないので観てみてください♪

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