韓国映画「パーフェクト・ドライバー」ネタバレ感想　命がけの人身デリバリー

「パラサイト　半地下の家族」で半地下に住む貧乏家族の娘を演じたパク・ソダムと金持ち家族の息子チョン・ヒョンジュンが再共演を果たした作品です。

正式なタイトルは「パーフェクト・ドライバー／成功確率100％の女」

日本のやたら長いタイトルではどんな内容なのか分からないけど

原題は「특송（特送）」

英題は「Special Delivery」

普通の宅配では運べない訳アリの荷物（人間）を運ぶ特殊配送会社〝特送〟で働く凄腕女性ドライバーが主人公の物語です。

ちょっと前に「PHANTOM／ユリョンと呼ばれたスパイ」でパク・ソダムのアクションに魅了されたばかりだったので、気になって視聴しました♪

U-NEXTで視聴しました 

「パーフェクト・ドライバー」基本情報

タイトル	「パーフェクト・ドライバー／ 成功確率100％の女」
原題	특송／特送
ジャンル	犯罪 アクション スリラー ノワール
上映時間	109分
韓国公開日	2022年1月12日
日本公開日	2023年1月20日
韓国の観客数	444,438人
監督・脚本	パク・テミン
脚本	キム・ボンソ パク・ドンヒ
出演	パク・ソダム ソン・セビョク キム・ウィソン　 チョン・ヒョンジュン ヨン・ウジン

出演は『パラサイト　半地下の家族』「もうすぐ死にます」「PHANTOM／ユリョンと呼ばれたスパイ」のパク・ソダム、「マイ・ディア・ミスター ～私のおじさん～」のソン・セビョク、「模範タクシー」シリーズのキム・ウィソン、「パラサイト　半地下の家族」「mine」のチョン・ヒョンジュン、「今日もあなたに太陽を」のヨン・ウジンなどが出演しています。

監督＆脚本は『影の殺人』『キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち』のパク・テミン監督です。

「パーフェクト・ドライバー」あらすじ

天才的なドライビングテクニックを持つウナ（パク・ソダム）は、ワケあり荷物を届ける特殊配送会社「特送（とくそう）」で働いている。彼女はある日、海外への逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォン（チョン・ヒョンジュン）を港まで運ぶという依頼を引き受ける。しかし、思わぬアクシデントで依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目になる。貸金庫の鍵を狙う悪徳警官やサイコパスな殺し屋、さらには脱北の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院も巻き込み、命がけのカーチェイスを繰り広げる。
引用元：映画.com

「パーフェクト・ドライバー」ハマリ度＆評価

ハマリ度（個人の感想）

　4 

みんなの評価

レビューサイト「フィルマークス」の評価
3.7／レビュー件数6555件 
※2024/10/5現在の情報です

「パーフェクト・ドライバー」感想

難しい物語が苦手派としては、内容が分かりやすくて助かった。

超分かりやす～い悪役＆登場人物も少なめ。

思ってたよりもカーチェイスは少なかったけど、パク・ソダムのかっこいいアクションが見どころ満載！

『PHANTOM／ユリョンと呼ばれたスパイ』でのアクションもホントかっこ良かったから個人的にはドラマのラブコメには出てほしくないな～と思ったり。

青春なんちゃらとか、シンデレラのなんちゃらとか…ｗ

キャストの感想

本作の主人公ウナ役を演じたパク・ソダム。

凄腕ドライバーであり、脱北者でもあります。

ただの脱北者じゃなくて、男性とも対等に戦える戦闘能力が高い女性。

銃もナイフも見事に使いこなし、時にはめった刺しにしたりと結構容赦ないｗ

1人になってしまったソウォンと自分が重なり、必死に守ろうとする姿がとてかっこよくて切なかった。

しかもソウォンが超かわいくて更に母性本能炸裂するよね。

もうこのまま成長しないでほしいけど、高身長のイケメンになるんだろうな…。

「マイ・ディア・ミスター ～私のおじさん～」では三兄弟の三男で落ちぶれた映画監督を演じたソン・セビョク。

本作ではお金のことしか考えてない悪徳警官。雑魚キャラも良かった。

そして触れずにはいられない〝特送〟の社長役を演じたキム・ウィソン。

タクシー運転手が被害者のかわりに復讐をするドラマ「模範タクシー」でもタクシー会社の社長を演じててキャラ被りが凄いｗ

車をつかって犯罪ではあるけど人の役に立つ組織のリーダーといえばキム・ウィソンというのが確立されそう？？

ソウォンのパパ役ヨン・ウジンと国家情報院のヨム・ヘランはもうちょっと観たかったなぁ～！

「パーフェクト・ドライバー」ネタバレ感想

ラストシーン

おそらく観た人は？マークが浮かぶ水中のラストシーン。

海に落ちたソウォンを助けるために海に飛び込んだウナ。

ソウォンは無事に脱出しましたが、ウナは黒幕である悪徳警官に足に手錠をはめられて脱出できなくなってしまう。

悪徳警官と共に海に沈んでしまい、もしかして死んだ！？

となりますが、ラストシーンで施設に入ったソウォンをウナが迎えに行き、生きていたことが判明。

生きてたのは良かったけど、どうやって脱出した！？

見返すと、ウナが海に沈みゆくシーンでチラっとキーホルダーが映る。

これはソウォンが無くさないようにとマスコットを付けてくれたウナのキーホルダー。

そのキーホルダーはピッキングできる道具がついている商売道具。

おそらく、これで手錠を外して脱出したと思われます。

エンドロールの後にこのシーンがあるかと思ったけど何もなく、想像にお任せします状態だったのがちょっと残念ｗ

なによりハッピーエンドでよかった。